転職活動の際、気になる求人があった場合に様々なアプローチの方法があります。求人を取り扱っているエージェントに連絡をする、或いは求人サイトを通して直接企業に連絡をしてみる、等々。どの場面においても、企業に対してのメール連絡は不可欠ですが「日本語でのビジネスメールは苦手…」という方は多いと思います。今回は転職活動中のあらゆる場面における、企業へのビジネスメールの書き方を紹介します！

1.求人応募時

転職エージェントを通さず自分で求人に応募する際には以下の手順で準備を進めます。

①求人情報の検索
②応募条件の確認
③履歴書・職務経歴書の作成
④応募方法の確認

 

1-1.応募の際の注意点

　求人に応募する際に、企業にメールを送ることは一般的な方法の一つです。ただし、企業の採用ページに明示されている応募方法に従う必要があります。例えば、企業がWeb応募フォームを用意している場合は、そのフォームを使用して応募するように指定されていることがあります。

　メールで応募する場合は、件名に応募する職種名や求人番号を明記し、本文には自己紹介や志望動機、職務経歴などを簡潔にまとめたメッセージを記載することが一般的です。また、添付ファイルとして履歴書や職務経歴書を送信することも必要です。

　応募に際しては企業側が求めるスキルや資格などをしっかり確認し、必要条件を満たしていることを確認した上で応募することが大切です。また、応募先企業の求人情報に記載された注意事項や応募期限にも十分に注意して応募するようにしましょう。

 

1-2.求人応募の際のメール例文

件名：○○職の求人につきまして

○○株式会社　
採用担当者 様

お世話になっております。
私は現在、○○業界で○○職を担当しております〇〇と申します。

このたびは貴社が募集されている〇〇職に興味を持ち、転職活動を進めております。
弊社の業務内容と貴社のビジネスに共通する部分が多く、興味を持った次第です。

履歴書・職務経歴書等、必要書類はこちらのメールに添付しております。
ご都合が合えば、面接の機会をいただければ幸いです。

何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。

敬具 〇〇（名前）

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

　以上のような内容で採用担当にメールを送ることが多いです。 ただしまずは企業の採用ページに明示されている応募方法を確認し、指定された方法で応募することが大切です。 また、一度送信したメールは文面を慎重に確認してから送信し、誤字や脱字のないように注意しましょう。ばご教示

2.面接依頼が来た場合

企業から面接依頼が来た場合は、以下の点に注意して準備を行ってください。

① 企業研究を行う
② 職務内容の確認
③ 自己分析を行う
④ 面接対策を行う
⑤ 服装やアクセサリーの確認

以上のように、企業研究や職務内容の確認、自己分析や面接対策など、準備をしっかり行って、自信を持って面接に臨むことが大切です。

2-1.面接日時を設定する際の注意点

　企業から面接日時について連絡が来た場合は、以下の点に注意して対応してください。

・返信期限を確認する 企業からの面接依頼には、返信期限が設定されている場合があります。依頼メールを受信したら、返信期限を確認し、返信が必要な場合は期限内に返信するようにしましょう。

・日程調整の連絡をする 企業からの面接依頼メールには、面接日時や場所、持ち物などが記載されています。その日時が都合が悪い場合は、早めに企業担当者に連絡し、別の日程を調整するようにしましょう。また、面接に必要な書類や携帯するべきものがある場合は、事前に確認しておきましょう。

　このように企業からの面接依頼には期限や日程、場所、持ち物などをしっかり確認し、事前に準備して臨むことが大切です。また、面接当日は、清潔感のある服装で余裕を持って会場に到着するようにしましょう。

2-2.面接設定のメール例文

件名：ご面接につきまして

○○株式会社　
採用担当者 様

この度は、貴社において面接のご設定をいただき、ありがとうございました。
大変嬉しく思っております。

面接の日程についてご連絡いただいた内容を確認いたしました。
ご多忙の中、私の面接に対応していただき、本当にありがとうございます。
面接当日に持参するべきものがあれば、ご教示いただければ幸いです。

面接当日は、貴社の方々とお話しすることを楽しみにしております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

敬具

〇〇（名前）

3.面接後の対応

　面接後は、必ず企業側に対して感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。面接を受けたことで、企業の方々の貴重な時間を割いていただいたことに対して感謝の意を示すことが大切です。

　できるだけ当日中に感謝の気持ちを伝え、自分自身の振り返りを行い、落ち着いた態度で結果を待ち、次の行動を考えるようにしましょう。

3-1.面接のお礼のメール例文

件名：ご面接のお礼

○○株式会社　
採用担当者 様

この度は、貴社において面接を受けさせていただき、ありがとうございました。
貴社の方々と直接お話しできたことは、私にとって非常に貴重な経験となりました。

面接でお伺いした、〇〇社の取り組みやビジョンについて、深く理解することができました。
また、私自身についても、改めて考える機会を与えていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

この度の面接を通じて、貴社に対する興味と熱意が一層高まりました。
貴社での働き方やビジョンに共感し、貢献したいという想いが強まっております。

今後ともよろしくお願いいたします。

敬具

〇〇（名前）

4.まとめ

　これまで企業宛にメールを送る際の注意点と例文を見てきました。
　以下のポイントをしっかりと押さえて、企業に良い印象を持ってもらえるようにしましょう。

・件名には具体的な内容を記載する
件名には、具体的な内容を記載するようにしましょう。相手にとって重要な情報が一目でわかるよう、簡潔かつ明確に表現することが大切です。

・敬語を使う
企業にメールを送る際には、敬語を使うようにしましょう。相手に敬意を示すことができます。また、相手によっては、敬語を使わないことが失礼になる場合があるため、注意が必要です。

・文章は簡潔かつ丁寧に
文章は簡潔かつ丁寧に記述するようにしましょう。長すぎたり、難しい言葉を使ったりすると、相手にとって読みにくくなってしまいます。また、正しい日本語を使い、誤字や脱字がないように注意しましょう。

・添付ファイルは確認する
添付ファイルがある場合は、確認してから送信するようにしましょう。間違ったファイルを送信すると、誤解を生じさせることがあるため、注意が必要です。

 

 

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