【2024】台湾の広告業界で働くには?転職トレンドや人気の求人を徹底解説

JAPANESEMarch 13, 2024 11:53

台湾の広告業界は、国内のSNS人気もあり年々と成長傾向にあります。また急速なデジタル化に伴い、新しいチャンスや変化も日々生まれております。年収事情も他の業種と比べて高い方であり、実力次第ではより高い報酬を得られるのも特徴です。

この記事では、台湾の広告・マーケティング業界のトレンドから、仕事内容、注目すべき求人をいくつかご紹介いたします。台湾転職に興味があり、広告業界でキャリアを築きたいと思う方はぜひご覧ください。

1.台湾の広告業界と今後の展望

台湾の街、特に台北を歩いてみると、ここが日本ではないのかと感じるほど、多くの日系のお店を見ることができます。小売業や飲食店、商業施設など種類もさまざまです。

台湾では今後、ますます日系の小売業界の進出が見込まれており、それに伴って台湾で日本の商品の認知を広めるため、FMCG(日用消費財)に関連する会社のマーケティング採用や広告代理店の需要は継続的に続くことが予想されております。

台湾のSNS好き文化

台湾人はとてもSNSが大好きで、1日に使用する時間が日本人のおよそ3倍というデータもあります。というのもSNSは既に社会と共存しており、企業間でのやりとりもLINEを使っていたり、病院の予約などもSNSで簡単に予約することができます。

特にFacebookの需要は高く、人口比率で台湾人が世界で一番使用率が高いです。また、年配の方もSNSを使用している人の割合が多く、全世代を通してネットワーク形成されているので、今後のSNS広告の需要は高いといえます。

日本製品=JAPANブランドが根付いている

台湾では昔から日本製品=品質が良いものという認識がとても強く、信用性が高いのが特徴に挙げられます。特に台湾人は日本のドラックストアが大好きで、現在台湾にはマツモトキヨシをはじめ、サツドラ、トモズ、ドンキホーテなどの小売企業が全国展開しております。

また飲食チェーン店も増えてきており、コメダ珈琲やスシロー、サイゼリヤなどの日系飲食店が進出しております。今年に入って鳥貴族も台湾進出を発表しました。(2024年3現在)

今後も多くの日系企業の進出が予想されるため、それに伴った広告やマーケティングの求人が増えてくる事が予想されます。

2.台湾の広告業界の年収事情や仕事内容について

台湾の広告業界は盛り上がりを見せているということもあり、求人数は少なからず募集しております。日系の広告業界のポジションの場合、日本でマーケティングの経験があるひとは転職のチャンスが大きく近づくでしょう。

ここでは、台湾の広告業界はどのくらいの給料なのか、またどういう特徴があるのかを見ていきたいと思います。

台湾での広告業界の月収はどのくらい?

ボジションや年齢、企業の業績などによって変化しますが、「20代〜30代」であれば現地採用で 55,000元(約258,500円)〜80,000元(376,000円)ほどでしょう。

またマネージャークラスになると、100,000元前後(約470,000円前後)とかなり高収入が見込めるかと思います。台湾人の平均月収が50,000元(約235,000円)前後といわれておりますので、広告業界は他の仕事よりも比較的高い相場だといえます。

台湾での広告業界の仕事内容について

広告業界の仕事内容は大きく分けて2つに分けることができます。

広告代理店
広告代理店は企業から依頼を受けてマーケティング業務を代理で行う形になります。仕事内容としては企業コンサルティングや広告提案、データ分析、戦略、商品企画、ECサイトの運営・運用、PR活動などになります。

企業が抱える悩みをヒアリングし解決に向けて価値を出すことが大切になってきます。

給与は実力次第で反映されるので、若いうちに昇進できる可能性も多いにあります。台湾の広告代理店が欲しがるWebマーケティング人材としては、FacebookやインスタなどのSNS広告、LPなどへのアクセス流入を狙った実務制作経験がある人などです。

事業会社(メーカー)
台湾にある日系企業メーカーで専任のマーケティング人員として勤務する形になります。業務内容は広告代理店と類似しておりますが、実際に外に出向いてイベントに参加したりとオフラインでの活動もある事が特徴です。

企業の人員ですので、会社の売り上げに対して責任を持つことが、より大事になってくるでしょう。

給与体系に関してもメーカーの社員として働くことになるので、その会社が老舗の大手メーカーの場合は年功序列の形になることもあるでしょう。

3.広告業界の中から人気な求人を一部ご紹介

台湾での広告業界の求人には多様な職種の求人があります。ここでは最新の求人情報を少しご紹介したいと思います。あなたにぴったりな職場が見つかるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。

【新北】行銷資深專員(個人清潔用品)-知名日系FMCG品牌

・給与:応相談
・土日休み。ボーナス:2ヶ月分(業績による)

こちらは今需要が高いFMCG(食品、化粧品などの日用消費財)関連の求人になります。
広告業界ではすぐに即戦力が求められるので、業界での経験や、マーケティングスキル、コミュニケーション能力が高い人材が求められます。業績次第では高い給与も得られるでしょう。

【台北】マーケティングスタッフ※日本語必須-日系不動産

・給与:45,000元(約211,500円)~55,000元(約258,500円)
・週休二日、祝日休み。

こちらは台湾にある日系不動産のマーケティング業務になります。オンラインでの業務や、イベント運営、SNSによる広告運用など、さまざまな視点からビジネス経験を積めることが魅力となっております。

【台北】マーケティングスタッフ-日系スキンケア商品メーカー

・給与:応相談
・土日休み。

こちらは日系のスキンケア商品メーカーでのマーケティング業務になります。業務内容は、ブランド戦略やデータ分析など多岐に渡り、自身の成果が売り上げとして反映されるので仕事の達成感を得る事ができます。

日本でのマーケティング経験があると転職のチャンスは十分にあります。

4.台湾の広告業界でキャリアを積もう!

台湾の広告業界は今勢いがあり、特に日本の小売業の進出に伴い、日本商品を軸としたSNSなどのデジタル広告やマーケティングスキルをもった人材の需要が高まっています。

広告業界は実力次第で高い給与が得られますし、様々な仕事内容を経験することができるのでとても魅力的です。日本と台湾のビジネスの交流も今後も広まりつつあります。広告業界で台湾に転職を考えてみたいと思った方は、是非挑戦してみてください!

※2024年3月調べ 1元(4.7円)で計算しております。

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