新しい「謎解き」と挑戦に向き合い続ける――Kyo Chenがキャリアアドバイザーとして大切にしてきた探究心、傾聴、そして成長

DAILYSeptember 24, 2026 16:37

新しい「謎解き」と挑戦に向き合い続ける――Kyo Chenがキャリアアドバイザーとして大切にしてきた探究心、傾聴、そして成長

 

長く同じ仕事を続けていると、

「この仕事のことは、もうだいぶ分かってきたかな」

と思うことがあるかもしれません。

長年、人材紹介の仕事に携わってきたKyo Chenにも、そんな感覚がありました。

しかし今年、初めてマレーシアで行われたReeracoenのグローバル研修に参加し、各国のメンバーと交流したことで、改めて気づいたことがあります。

「まだまだ学べることが、こんなにたくさんあるんだ!」

市場や拠点が違えば、仕事の進め方も考え方も異なります。

さまざまなメンバーとの交流はKyo Chenに新しい視点を与え、人材紹介という仕事への新鮮な気持ちをもう一度呼び起こしてくれました。

そして今年、Kyo Chenはキャリアにおける大きな節目も迎えました。

長年この仕事に携わる中で初めて RCN Group Awards Best Career Adviser Award を受賞し、同時に RCNTW Awards Gold Award も受賞しました。

しかしKyo Chenにとって、この2つの賞はゴールではありません。

むしろ、これから先へ進むための一つの節目です。

 

「天才的なリクルーター」はいない

各国のメンバーとの交流を通じて、Kyo Chenが特に印象深く感じたことがあります。

それは、

「天才的なリクルーターなどいない」

ということです。

誰にでも失敗はあり、難しい案件に直面することもあります。

「こんな状況、本当に解決できるだろうか?」

と悩む瞬間もあります。

しかし、本当に力のある人とは、最初から毎回答えを持っている人ではありません。

相手の声に耳を傾け、状況に応じて調整し、問題に直面しても解決策を探し続ける人。

Kyo Chenは、そう感じています。

今年は初めてマレーシアのメンバーとクロスボーダー案件にも取り組みました。

長く人材紹介に携わってきた今でも、

「こんなやり方もあるんだ!」

という新しい発見があり、仕事への情熱が改めて刺激されたことは、Kyo Chenにとって大きな収穫でした。
 

 

人材紹介は、まるで謎解き

Kyo Chenは、「まだ解けていない課題」があると、つい興味を持ってしまいます。
もともとミステリードラマや推理小説が好きで、時には求人の内容をを一つの謎解きのように捉え、自分をシャーロック・ホームズや金田一になぞらえることもあるそうです。

 

企業が本当に求めている人材とは?

この条件の背景には、どんな理由があるのか?

なかなか人材が見つからないのは、方向性が違うのか。それとも、まだ見えていない何かがあるのか?

「あと一つ、ピースが足りない」

そんな感覚が、むしろKyo Chenの探究心をかき立てます。

もちろん、最初から頭を抱えてしまうような案件もあります。

条件が多く、候補者もなかなか見つからない。

ようやく企業へ推薦できたと思ったら、書類選考でNG。

そんな時には、

「こういう人材は、いったいどこにいるんだろう?」

と思うこともあります。

しかし、そこが人材紹介の面白さでもあります。

求職者も企業も、一人ひとり、一社一社違います。

もう一つ質問してみる。背景をもう少し確認してみる。違う角度から考えてみる。

それだけで、突然突破口が見つかることがあります。

Kyo Chenが好きな日本語の言葉があります。
「できないかではなく、やるか、やらないかです。」

長年この仕事に携わってきた今でも、Kyo Chenは自分に問いかけます。

「まだ自分が考えていない方向があるのでは?」

行き詰まっていた案件に突然手がかりが見つかり、求職者が面接へ進み、Offerを獲得する。

あるいは、キャリアに迷っていた求職者と一緒に一つずつ考えを整理し、最後に「ここが自分の行きたい会社だ」と思える企業からOfferを得る。
そんな瞬間には、今でも

「見つけた!」

という爽快感があります。

新しい課題があり、新しく学べることがある。
だからこそ、長年続けてきた今でも、Kyo Chenはこの仕事を面白いと感じています。

 

2つの賞は、ゴールではなく一つの節目

 Kyo Chenが現在最も誇りに感じていることの一つが、長年この仕事を続けてきた中で初めて RCN Group Awards Best Career Adviser Award を受賞し、同時に RCNTW Awards Gold Award も受賞したことです。

Kyo Chenが大切にしている、台湾の演出家・李國修氏の言葉があります。

「人,一輩子只要能做好一件事,就功德圓滿了。」

「人生で一つのことをしっかりやり遂げることができれば、それで十分」という意味の言葉です。

Kyo Chen自身は、まだ人材紹介という仕事を完全に「やり遂げた」とは思っていません。
だからこそ、この2つの賞は「生涯功労賞」ではなく、これまでの歩みを振り返るための途中経過のようなもの。

そして、

「この先にも、きっと面白いことがたくさん待っている」

という小さなリマインダーでもあります。
新しい案件、新しい人、新しい問題に出会った時、今でも

「これはやってみたい!」

と思える。

一人ひとりの求職者、一つひとつの案件に向き合う時も、最初の頃と変わらない好奇心と情熱、そして

「もう少し何かできることはないだろうか?」

という気持ちを持ち続けたいと考えています。

Kyo Chenにとって、この2つの賞はキャリアの途中にある大切なマイルストーンです。

 

答えを出す前に、まず相手を理解する

Reeracoenで働く中でKyo Chenが得た大きな気づきの一つは、自分がどう思うかよりも、まず相手の話をしっかり聴くことが大切だということです。

求職者でも企業でも、まず考えるのは、

「この人が本当に大切にしていることは何だろう?」

ということ。

多くの場合、答えは話をじっくり聴いていく中で少しずつ見えてきます。
求職者から、

「本当に話を聞いてくれた」

「無理に求人を勧められなかった」

「リスクまできちんと説明してくれた」

「一緒に状況を整理して考えてくれた」

といったフィードバックをもらうこともあります。

Kyo Chenにとっては普段から自然に行っていることでも、転職という大きな決断に向き合っている人にとっては、その時に本当に必要なサポートだったのかもしれません。

一つずつ状況を整理してくれる人がいることで、不安が少し和らぐ。

だからこそKyo Chenは、コンサルタントが提供できる本当の価値は、必ずしも「答え」だけではないと考えるようになりました。

まず相手をしっかり理解すること。

その人が本当に大切にしていることに寄り添いながら、選択肢を整理し、その人らしい次の一歩を一緒に考えること。

一つひとつの真摯な対話が、安心や信頼につながり、やがてその人の未来に新しい可能性を生み出していく。

仕事を続ければ続けるほど、Kyo Chenはその価値を大切に感じています。

 



 

ドライブ、海、そしてAIとの「議論」

仕事以外でも、Kyo Chenは最近新しいことに挑戦しました。

自動車免許を取得したことです。

以前は、都市部に住んでいるなら必ずしも車は必要ないと思い、なかなか免許を取ろうとは思わなかったそうです。

ところが実際に運転を始めると、

「もっと早く取ればよかった!」

と思うようになりました。

休日には、時々一人で台湾北部の海岸沿いまでドライブし、ゆっくり海を眺めながら過ごす時間を楽しんでいます。

もちろん、まだ『ワイルド・スピード』のような運転をする予定はありません。

今のところは、「初心者ドライバーとして、どんどん追い越される」くらいがちょうど良いようです。

そして最近、もう一つ少し変わった楽しみが増えました。

 

AIと「議論」すること。

仕事でAIツールを使う機会が増える中、Kyo ChenはAIが出した答えをそのまま受け入れるのではなく、

「なぜ?」
「本当にそれで合理的?」
「もう一度考えてみて!」

と何度も問いかけます。

そうやってAIとやり取りを重ねるうちに、自分自身が本当に気になっていることや、違和感の正体が見えてきて、少しずつ求めている答えに近づいていきます。

ある意味では、これもまた一つの謎解き。
「まだ別の答えがあるのでは?」と考え続けるKyo Chenらしい楽しみ方なのかもしれません。

次の課題も、楽しみながら解いていく

Kyo Chenのストーリーは、経験を積むことが、すべての答えを知ることではないと教えてくれます。

むしろ経験を重ねるほど、問い続け、耳を傾け、学び続けることの大切さが見えてくるのかもしれません。

RCN Group Awards Best Career Adviser Award と RCNTW Awards Gold Award は、Kyo Chenがこれまで積み重ねてきた努力と成果を称えるものです。

しかし、その先にはまだ、新しい案件、新しい出会い、そして新しい可能性が待っています。

Reeracoenが大切にしているのは、一人ひとりが本当に大切にしていることを理解し、その人らしい次の一歩に寄り添うこと。答えを急ぐのではなく、ともに可能性を見つけていくことです。

そしてKyo Chenは、これからもきっと同じ問いを持ちながら、次の課題に向き合っていくでしょう。

「まだ自分が考えていない方向があるのでは?」

一つ多く問いかけること。もう少し耳を傾けること。そして、まだ見えていない可能性を探すこと。

その積み重ねが、誰かのより良い未来への一歩につながっていきます。

Kyo Chen、この度はダブル受賞、本当におめでとうございます。これからも多くの求職者や企業とともに、新しい可能性を広げていくことを楽しみにしています。

 

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作者

本記事は、リーラコーエン シンガポール リージョナルマーケティングマネージャーの Valerie Ong により執筆されました。ヴァレリーはシンガポールおよびベトナム市場におけるコンテンツ戦略と制作を統括しています。企業の精度の高い採用活動を支援する多様なリソースを提供するとともに、求職者が理想のライフスタイルに合致したキャリアを築けるよう導くことに尽力しています。