【2024】台湾留学志望者必見!人気の語学留学先と近隣地域の生活費を解説

JAPANESEJanuary 08, 2024 17:35

留学希望者の注目を集めている台湾。近年ではメディアで台湾の観光情報が紹介されていたり、食文化も日本に広がりを見せています。その影響から、台湾に興味を持つ人も増えてきている印象です。

そこで、本記事では台湾に語学留学を考えている人に向けて、各地域の留学情報や生活費事情を詳しくご紹介いたします。台湾の人気エリアや留学生活の費用などを参考に、ご自身の留学プランを考えてみましょう。

1.台湾留学生の生活費はどれくらいかかる?

まずは台湾の1ヶ月の生活費はどれくらいかかるのかを見てみましょう。生活費は人それぞれで、家賃や生活様式によって大きく変動しますが、おおよその家賃、食費、光熱費などをご紹介いたします。

台湾での生活費情報を知ることで、より良い留学生活の計画を進めることができます。今回は1人暮らしを想定した生活費として計算しております。

家賃:台北・新北(約14,000元(約63,000円))、南部(約8,000元(約36,000円))

台湾の家賃は賃貸の種類によって価格が大きく変化しますが、1人暮らしの部屋の場合、安いものだと日本円で6000元〜(約27,000円〜)からあり、高いものだと日本円で10万円以上する物件もあります。

台湾の物件は日本と同じようにシェアハウス様式の物件があったり、一戸の中に複数の部屋があるタイプがあったり様々です。台北の場合、基本的なアパートタイプの物件だと6万円〜8万円くらい、南部だと少し値段が下がって4〜5万くらいと考えておいた方が良いかと思います。

家賃が低い物件もありますが、その分日当たり条件が悪い、窓がない、カビが生えやすいなどの問題もあるかもしれません。物件はきちんと確かめて選ぶようにしましょう。

食費(約9000元(約40,000円))

台湾では外食文化が盛んで街に出ると飲食店があちこちで営業しています。値段は様々ですが、1食100元(約450円)ほどあれば満足できる食事ができるかと思います。台湾では外食文化が根強いため、ほとんどの人が3食外食なんてこともあります。

ローカルな生鮮市場へ行くと、野菜も肉もスーパーより安くて新鮮なものが手に入るのでおすすめです。

光熱費(約1000元(約4500円))

台湾の電気代は、①大家さんが1度=〇元と電気料を決める場合と、②国営の台湾電力から直接請求される場合の2種類があります。

大家さんから直接借りるアパートは①の場合が多く、少し高くつきます。相場は1度=4〜6元の範囲が多いです。②は①と比べて安く、夏の期間に値上げがあっても月平均700元(約3,150円)ぐらいで済むことが多いです。

電気代は家庭によって差はありますが、月に500〜1500元(約2,250円〜6,750円)の範囲で考えて良いでしょう。また水道料は月に100元(約450円)くらいで、水道代は賃貸契約の際にセットで含まれていることが多いです。

交通費(約1,200元(約5,400円))

台湾の公共交通機関は日本と比べて経済的でとても利用しやすいです。ICカードや定期券の活用もおすすめになります。また今年の7月から乗り放題定期券TPASSが発売されて、北部の場合、月1200元(約5,400円)で各交通機関が乗り放題になりました。

北部の場合、台北、新北、桃園、基隆の区間が乗り放題で、利用可能な交通手段は「台北メトロ」、「桃園メトロ」、「市バス、高速バス」、「台湾鉄道」、「ライトレール」、「Youbike」、「藍色公路交通工具(フェリー)」になります。

通信費(約500元(約2,250円))

台湾の通信費は月々500元(約2,250円)ほどで契約することができます。またネットは使い放題が基本なので、日本のような通信制限を気にする必要はございません。

1ヶ月全体のおおよその金額

上記の金額を合わせて、家賃や生活様式によって大きく変動しますが、おおよそ1ヶ月の生活費は15万円前後になるかと思います。

現地でアルバイトをするだけでは少し足りない場合がありますので、事前に日本で資金を貯めて留学した方が、余裕をもった生活ができるかと思います。

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2.台湾の地域別の生活費の比較とおすすめな留学先情報

台湾は台北の他にも、おすすめな留学先がいくつかあります。今回は、台北、台中、台南、高雄の都市に着目して、各都市ごとの留学環境や生活費の違いについてご紹介いたします。

留学先を選ぶ際のポイントを掴み、自分自身に合った情報を探してみましょう。どの地域があなたにぴったりか、一緒に見ていきたいと思います。

台湾最大の都市「台北」|台湾大学、師範大学、政治大学、淡江大学、文化大学など多数

台湾の首都・台北は、台湾の経済の中心地で人気の観光地の1つです。台湾の渋谷と言われる「西門町」や寺院で有名な「龍山寺」、台北101や士林夜市など日本で有名な場所が集まっている地域になります。

また留学生も多く学校も多いので選択肢が豊富なのも特徴の一つです。

メリット
台北はMRTなどの交通が発達しているので移動が便利です。求人数も他の地域と比べて多いです。また台湾で一番日本人も多くコミュニティが充実しており、日本のお店も多いので欲しいものはなんでも揃うでしょう。

デメリット
地理的に年間を通して雨の日が多く湿度が高いです。そのため夏はジメジメしており、冬は気温の割に寒く感じるかもしれません。また物価が他の地域と比べて高いのも特徴です。

生活費比較
家賃が高く1人暮らしだとおおよそ6万〜8万くらいかかります。また少し高いレストランだと高めで1食300元以上(約1,350円以上)することも。

人気な留学先情報
師範大学
台湾最大の語学学校で、世界中から中国語を学びたい生徒が集まってきます。師範大学は台北市内にあるので通学も便利です。(MRT最寄駅からおよそ5分)授業後は近くでショッピングなんかしても良いかもしれませんし、バイトも見つけやすいかもしれません。

日本語可能なスタッフが在籍
師範大学には日本語が可能なスタッフが在籍しているので、留学中に困ったことなどがあればサポートを受けることができます。

文化体験が充実
師範大学では授業の他に文化体験が充実しており、太極拳や中華料理、台湾茶、囲碁、二胡など様々な体験ができます。

台湾人に人気な都市「台中」|東海大学、逢甲大学など

台中は台湾の真ん中に位置しており、台中の人口は台北より若干多い280万人です。台中は近年再開発が進んでおり、駅が新しくなったり、周辺には高層ビル、マンションが立ち並んでおります。

都心の周りには大きな自然公園もあり、都会ながらものびのびとした生活が送ることが出来る街といえます。

メリット
位置的に台湾の真ん中で、台北や高雄にも新幹線で1時間以内で行くことができます。台中は年間を通して雨が少なく、地理的に台風の被害も少ないです。

デメリット
台中にはMRTはありますが現在1車線のみになっているので少し市内移動には不便です。そのため移動の手段として、バスかUBikeになることが多いです。 日本への国際便がないので、帰国の際は台北か高雄の空港に行かないといけません。

生活費比較
家賃は台北より安く、1万元(約45,000円)前後の物件が見つかることもあります。

人気な留学先情報
逢甲大学 台湾最大の逢甲夜市の近くにあり、駅からは離れていますが周辺環境は充実しています。学校の近くには安いローカルな飲食店などもあり、金銭面的にもいいでしょう。

40年以上の歴史を誇る語学センター
逢甲大学は語学学校として長い歴史があり、授業も充実しています。通常の中国語レッスンに加えて、選択科目制度を取り入れ、学生が自分の学びたい分野で中国語を高められる学校になっております。

金曜日には文化クラスが開催
金曜日には生活と文化クラスが開催され、麻雀や料理などの文化体験、風水、日帰り旅行など様々なイベントが開催されます。逢甲大学は中国語の学習だけでなく、台湾の多彩な文化を楽しみたい留学生にオススメな学校です。

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台湾の歴史あふれる街「台南」|成功大学など

台南は台湾の昔ながらの街並みが残る都市です。台南は昔の台湾の首都であり、清時代の建物や日本統治時代の建造物が今も数多く残っております。また美食の街としても有名でここでしか食べられない料理もたくさんあります。

メリット
昔の台湾の風景が色濃く残っているので、歴史が好きな人にとってはおすすめな地域です。台南はローカルな飲食店が多く、色んな種類の食べ物があります。そのためグルメ通な人にとってもオススメです。

デメリット
台南にはMRTが出来るという話はありますが、未だMRTがありません。そのため交通はバスかUBikeになります。台南市民の移動手段はバイクか車がほとんどなので、朝晩の渋滞はかなり酷く事故も多いので注意が必要です。

台南には大きなチェーン店が少なく、購入したいものが手にはいらないこともあります。

生活費比較
家賃は台北より安いが物件が少ないので探すのが難しいです。筆者も台南在住なのですが、物件が少なく苦労しました。食費に関してはローカルな店で食べると節約が可能かと思います。

人気な留学先情報

成功大学
台湾南部最大の語学学校で生徒数はおよそ1000人ほど在籍しています。成功大学は台湾大学と比較されるほどの進学校で生徒や先生の質も高いのが特徴です。

台南駅からすぐの位置にある
成功大学は台南駅の目の前にあります。そのため移動に関しては便利でしょう。また近くには学生用に安い飲食店が数多くあるので生活には困らないかと思います。

宿舎が利用できる
成功大学では宿舎の数が多く、語学学生でも宿舎が利用できます。しかしベット数には限りがあるので、必ずしも宿舎で生活できるとは限りません。値段は安いもので月7000元(約31,500円)からあります。

台湾第2の都市「高雄」|中山大学

高雄は台湾第2の都市で、台南の下に位置します。台北と同様に電車、新幹線、MRTもあり移動しやすい環境となっており、港町ということから、台湾と海外を繋ぐ貿易拠点となっています。

メリット
高雄には台北と同様、国際空港があります。日本への便もあるので、帰省の際はとても便利です。MRTも現在2路線あり、2028年には3路線目が開通予定になっております。その他にもライトレールなどの乗り物もあり、市内移動は充実しております。日本のお店も多くあり、最近ではドンキホーテもできました。

デメリット
高雄は熱帯地域に属しています。そのため一年を通して暑いのが特徴です。

生活費比較
家賃は台北より安く、物件も見つかりやすいです。安いところでは1万元(約45,000元)以内で借りることもできます。食費はレストランで食べると高いですが、ローカルな店で食べると節約できます。求人数も台北ほどではありませんが、保管地域と比べては多いです。

人気な留学先情報
中山大学
MRT西子灣駅からバスでおよそ10分ほどの場所に大学があり交通が便利です。山の上に学校があり、自然豊かな場所で学ぶことができます。

目の前が海!海が好きな人は必見
中山大学は西子灣という台湾の観光ビーチの目の前にあり、教室から海が見えます。生徒数も150人ほどで多くなく、ゆったり留学したい人にはオススメな学校です。

発音を重視しているプログラム
中山大学の語学学校は発音に力を入れており、台湾式の発音表記「注音」で授業を積極的に教えています。注音で学習した方が発音がより綺麗になる特徴があります。

留学で台湾の魅力を発見しよう!

この記事では、台湾留学の生活費や留学先について詳しく解説しましたがいかがでしたでしょうか。台湾には様々な都市があり、それぞれの特徴や魅力が詰まっています。自分に合った留学先で生活し経験を得ることで、新しい目標が見えてきます。 あなたも台湾で素晴らしい留学生活を始めてみませんか?人生の新たな一歩を踏み出しましょう!

※2023年12月調べ 1元(4.5円)で計算しております。

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