【台湾人向け】面接突破率が格段にアップする自己PR作成のポイントをご紹介|立樂高園Reeracoen

TIPSMarch 10, 2023 13:00

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日系企業への転職を考えてはいるけれど、自分の強みは何なのか…どうすれば上手く伝えられるのかが分からない...と悩んでいる方は多いと思います。 企業の面接官に自分を「売り込む」ための自己PR。

自らの強みやスキル、専門性を伝えるために、どのような準備をしておけば良いのでしょうか。 今回は自己PRの作り方と具体例、そして企業の面接官がどんなポイントを見て評価するのかというポイントをお伝えします。

▼目次

 

1.自己分析

ここでは自己PRを考える前段階として、自分の過去の経歴からアピールポイントを見つけ出す「自己分析」の方法についてお伝えします。ここでの最大のポイントは「企業が求めている人物像・スキル」に対して、自分の過去の経歴や考え方がどれだけマッチしているのかを探し出すということです。

1-1. 過去の経歴の洗い出し

まずは、これまで自分が取り組んできた仕事の全てを書き出してみましょう。そしてその仕事でどのような「成果」があったのかを「数値」を交えて掘り下げます。

例えばマーケティング職の場合、どのような課題があり、その課題に対してどのような施策を打ち出し、その結果何%の成果があったのか、周りからの評価はどのようなものだったか、といったように。
また、仕事に打ち込む中で自らのどのような「性格(粘り強い、責任感がある、細かな事に気が付く等)」が良い影響を及ぼしたか、などの主観的理由を付け加えてもOKです。

1-2.応募したい企業の求める人物像にあてはめる

次に応募したい企業のHP等から、企業理念や企業が求める人材像・スキルを探し出します。
例えばベンチャー企業での新規開拓営業職を目指す場合、書類作成の正確性などをアピールしても面接官には全く響きません。これまでの経歴の中から、自らの発想で0から何かを作り上げた経験を前面に押し出してアピールしなければならないことは明らかでしょう。

つまり、自己PRでは単純に「私はこんなスキルがある」、「こんな経験がある」と自分の強みを伝えるのではなく、応募したい企業やポジションで求められている人材イメージ(経験・実績・専門性・スキルなど)をしっかり把握し、自分の経験と合致させて話を組み立てることが非常に重要となります。

2.自己PRの基本フォーマット

それでは実際に、自己PRを作っていきましょう。
ここでは誰でも簡単に組み立てられる、基本フォーマットをご紹介します。
面接官に「あなたの強みは何ですか」と聞かれた際に、しっかりと相手に届く答え方が出来るように準備しておきましょう

2-1. 結論ファースト

話がまとまらず長々と話してしまい、結局何が言いたかったか分からない…という事態を避けるためにまずは「結論ファースト」で話しましょう。

① 「私の強みは〇〇です」(結論)
② 過去の具体的な状況
③ 具体的な課題
④ 自身の考え
⑤ 実際に起こした行動
⑥ 得られた結果(数値的効果、周りからの評価を含める)

まずは強みをひとことで伝えた後、具体的な過去の事例を話します。
この時も長々と説明しすぎないように注意し、簡潔な言葉を選びましょう。
またそこから得られた結果も具体的に数値を交えて話します。特に結果に直接結びついた、自分の中にあったアイデアや大切にしている仕事観など、あなたのオリジナリティを含めて話すと印象に残ります。

 

2-2.自己PRの具体例

 

私の強みは「傾聴力」です。

前職では不動産会社の営業事務として、10名の営業マンのサポートを担当しておりました。
入社時は若い営業マンとの意思疎通がうまくいかないという課題がありました。

私の十年以上の営業事務の経験から、スキルは全く問題が無いと自負しております。ただ、年齢を超えて相手の考えをしっかり汲み取るために、相手をもっと理解できる関係性を作る必要があると考えました。

明るい笑顔とフランクな態度を心掛け、皆のお母さん的なポジションを確立しました。そしてプライベートな相談にも乗る中で、相手の思考方法を知ることができ「転ばぬ先の杖」的なサポートも可能になりました。その結果、営業マン達の業績達成率は毎月平均110%を超え、クライアント様からの信頼を得て会社の売り上げも毎年10%ずつ上昇しております。

この経験から私は自らの立ち居振る舞いをコントロールし、相手の考えを引き出すという、ただ話を聞くだけではない本当の意味での「傾聴力」を強みとして持っていることを実感しました。

 

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3.企業が評価するポイント

では最後に、あなたの自己PRを受けて企業が「この人は素晴らしい!」と評価するポイントはどこなのかを見ていきましょう。
30分~1時間という短い面接時間内で、あんなに面接官と楽しく盛り上がったのに結局不採用だった、という経験をした方は少なくないと思います。
表面的な面接イメージだけではなく、面接官はしっかりとあなたの経歴から得た強みが、どれだけ今後の職務に生かせるのかを冷静に判断しています。

① スキルや経験

企業は、自分たちの求める業務に必要なスキルや経験を持つ人材を探しているため、自己PRには具体的なスキルや経験を明確に記載することが必要です。

 

② 目標や志向性

将来的にどのような仕事をしたいのか、どのような目標を持っているのか、といった志向性や目的を示すことも重要です。企業は、長期的な人材育成のために、志向性や目的が合致する人材を採用する傾向があります。

 

③ コミュニケーション能力

コミュニケーション能力が高く、相手に伝えたいことを明確に伝えられる人材であることをアピールしましょう。

 

④ 自己分析能力

企業は、自己分析能力が高く、自分自身を客観的に見つめることができる人材を求めています。そのため自分自身を客観的に分析し、自分の強みや弱みを認識していることもアピールすることが重要です。

 

⑤ パーソナリティ

現在の職場環境に合わせた人物像を求めるため、パーソナリティや性格についても注目しています。


以上が、企業が自己PRを見る際に注目するポイントです。自己PRを作成する際には、これらのポイントを意識しながら作成することが大切です。

 

4.まとめ

転職をする際には、自己PRが重要な役割を果たします。自己PRは、自分自身をアピールするためのツールであり、自己分析や自己啓発の成果を明確に表現することが求められます。

これまでにご紹介したポイントをしっかり押さえ、自分自身の強みや志向性を明確にし、応募する企業に合わせたアピールをして、転職を成功させましょう!

【執筆者檔案】 
◆佐々木 亜理沙(ささきありさ)
Reeracoen Taiwan Career Advisor
2016年大阪教育大学大学院(教育研究科)修了後、公立中学校音楽教師として勤務。
夏休みを利用し、人生初の海外旅行で台湾へ来た際、台湾人の温かさ・街並み・美食に魅了され移住を決意。
2017年より台湾師範大学にて語学留学後、2018年より現地企業で日本語教育及び台湾人向けのWH&就職サポートに携わる。
2022年よりReeracoen Taiwanに入社し、日本人求職者専任キャリアアドバイザーに就任。

 

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